鹿児島酒造さんの焼き芋焼酎 「芋は焼いて食べたほうがうまい」という発想のもとに誕生したのが焼芋焼酎さつま諸白です。
原料の芋を、専用の焼き芋の機械にて焼き、甘みを引き出した上で仕込まれています。
また蒸留後も、原酒を2日間−4度から−5度迄冷却して精製するほどのこだわりよう。
(氷点濾過) 早速飲んでみました。
まずは栓を抜いた瞬間から、微笑が出てしまうような甘い香り・・・。
飲み口もやはり甘さを十分に感じることができ、なおかつスムーズに喉に通っていく仕上がりの高さです。
水割りやロックでもうまいのですが、湯割がやはり最高に合うと思います。
鹿児島酒造謹製 芋焼酎 25度 1800ml 杜氏の中の杜氏。
鹿児島酒造杜氏 黒瀬 安光 時は明治、薩摩笠沙の「黒瀬」という集落から焼酎造りの技を所得するため、琉球に渡った男たちがいました。
その黒瀬から技を得た男たちが、季節になると、九州一円の酒造場に出かけ杜氏として腕を振るったと云われます。
彼らは「黒瀬杜氏」と呼ばれ、焼酎造りの一切をまかされてました。
機械化が進んだ現在、杜氏たちの経験に頼る手作り焼酎は減りつつあります。
その本流の焼酎造りの技を、体で覚えている数少ない杜氏が、この「黒瀬安光」杜氏なのです。
「黒瀬安光」杜氏は、他の蔵の杜氏が焼酎造りにいきづまったとき、困った時には、快く相談を受けるなど、多くの杜氏から慕われ、「杜氏の中の杜氏」と呼ばれています。